この時期、高座で大汗をかく。
自分で止められないのが悔しいし、見苦しい。
着物は襟の部分がぐしょぐしょ(笑)、即、洗濯機行きとなる。もう着物なのかTシャツなのか分からん(笑)。もちろん着物はネットに入れて丁寧に洗うが。
私、絹とかの高級な着物は、汗かきという「身体的理由」で着られません。決して、買えないとかいう「経済的理由」ではありません(笑)。
この時期、寄席では裏方の前座さんは浴衣にチェンジ。高座を務める時は着物。
ところで、着物と浴衣の違いは何なのか?形は同じやし。
決定的な違いは、生地だろう。薄い綿でできてるのが浴衣。落語家でいう、手拭いと同じ。着た時、やはり着物と違うシワシワ感とかがある。
実はそれ以外に、明確な規定はないらしい。中に襦袢を着て、帯や足袋をキチンと装着すれば、着物として認められるという説もある。
温泉街や旅館にある浴衣は、袖も小さいし、あれは私としては「寝巻き用浴衣」という認識ですね。
ただ着心地は最高やし、旅館とかの落語会の時は、あぁ、このまま高座出来たらなぁ〜と、いつも思います。旅館の名前入りやから無理や(笑)。
まぁ…私は、仮に高座を浴衣でやろうがパンツ一丁でやろうが、汗は止まらないと思います(笑)。南極大陸で落語やっても汗かく自信あるわ(笑)。