寄席の興行は、
主任(トリをとる)の師匠の「芝居」という言い方をします。
番組が進んで行って、トリの師匠の高座で芝居が完結する。
二ツ目風情が言うのは生意気千万ですが、
出演者全てに役割があるように思います。
そしてつくづく、
いかに次の方へ良いバトンを渡すか、やと思います。
客席は、時間帯によっては静まる時もあればざわついてる時もある。
落ち着かない時もあれば盛り上がる時もある。
どんな状況でも演者は高座を投げ出す訳にはいかない。
その空気(雰囲気)をどう持って行って次の方にバトンタッチするか。
難しいと同時に、楽しみでもあります。
寄席はやはり、我々の道場です!!