笑福亭和光のブログ わこ仙人が行く!

笑福亭鶴光門下の落語家。寄席ほか各種落語会等に出演中。公演依頼は随時承ります。

道場

寄席の興行は、

主任(トリをとる)の師匠の「芝居」という言い方をします。

番組が進んで行って、トリの師匠の高座で芝居が完結する。

二ツ目風情が言うのは生意気千万ですが、

出演者全てに役割があるように思います。

そしてつくづく、

いかに次の方へ良いバトンを渡すか、やと思います。

客席は、時間帯によっては静まる時もあればざわついてる時もある。

落ち着かない時もあれば盛り上がる時もある。

どんな状況でも演者は高座を投げ出す訳にはいかない。

その空気(雰囲気)をどう持って行って次の方にバトンタッチするか。

難しいと同時に、楽しみでもあります。

寄席はやはり、我々の道場です!!