深夜の運送業時代にお世話になった先輩は、昼間は塾の先生をしていた。
俺は子ども達に嘘を教えてるのかも知れない、俺は偽善者だ、と時折もらしていた。正義感の強い人であった。
数年前のある日突然自宅で倒れ、そのまま亡くなってしまった。
正義とは何かという疑問を残して…。
正義なんて、考えたって分からんわ。
今日、ローカル局のテレビで、
ゆうひが丘の総理大臣
というドラマを見た。
小学校に入るぐらいの頃、おぼろげに見た覚えがある。
なんという素晴らしい作品!!映像は古かったけど(笑)。
清々しさと同時に、私はなぜか「正義」を感じた。
古き良き時代、青春ドラマや学園ドラマの中には、正義が脈々と流れてるのだと思った。
あの先輩は当時見てたのかなぁ。
今の日本の土壌では、あういうドラマを作るのは無理やろなぁ。
誰が正義を破壊したのだ!!
おそらく、
夕日に向かってバカヤローと叫ぶシーンを、アホちゃうか〜最初に笑ってしまった奴が犯人や(笑)。