師匠鶴光は首尾一貫して、寄席の重要性を説く。
師匠の師匠であった(故)六代目松鶴師匠悲願の「常打ちの小屋」。大阪では繁昌亭が出来て大成功した。
世間のイメージは、鶴光=ラジオで軽快に喋るタレントさん、かも知れないが、
40歳で東京の芸協に加入して以来、人知れず(?)寄席に出続けている。寄席を第一に、大事に考えている。
師匠は高座に出る寸前、舞台袖で「やったるで」という表情を一瞬見せる。私は見逃さない。
その表情を見る度に、私はこの人に入門して良かったと、心底思うのだ。
タレント鶴光と寄席芸人鶴光が別の人なのでは?といまだに思う時がある(笑)。
ただ、寄席だけでは食べていけないのが現実。
皆様方の御依頼によって成り立っております(笑)。
寄席という道場で鍛えし話芸を各方面で沢山発揮出来るよう、来年も一層努力していく所存です。
一年間しょうもないブログにお付き合い頂き、誠に有難うございました!!感謝しております!!
皆様良いお年をお迎え下さい。
笑福亭和光
わこにゃんこ。