笑福亭和光のブログ わこ仙人が行く!

笑福亭鶴光門下の落語家。寄席ほか各種落語会等に出演中。公演依頼は随時承ります。

地噺

昨日は日本橋亭、二ツ目勉強会に出させて頂きました。ご来場下さいましたお客様、有難うございました。

今回のネタ出しは、試運転中の「西行鼓ヶ滝」。

落語というより、ナレーション部分(地という)が多い、いわゆる地噺です。まぁ歴史物を語る講談に近い。

この会は、協会の大御所クラスの師匠がお見えになり、御指導を賜る…という、演者がビビりまくりの企画(笑)。

しかも今回は有線さんの収録もあり、妙〜な?緊張感。

今回お越し頂いたのは、落ちついたトーンで安定した語り口の、密かに尊敬してた師匠。

色々御指導頂きました!地や漫談部分の目線の配り方や、ゆっくり語る箇所など…本気で感激しております!有難うございます!

上下(かみしも)向いて演技する落語より地噺は楽だ、と仰る方もいらっしゃいますが、和光ちゃん的には(笑)地噺は難しいなぁと思ってます。

師匠、鶴光の地噺の変幻自在な語り口にほれた部分が強いですからね。

この会は、みな全体的に動きのあるネタを出して、御指導を頂く傾向がありますが、今回こういった地噺もネタ出ししてみて良かった〜と思いました。

ただ今日の師匠、最後に曰わく、

お前、途中、関西弁ぽくないんだよな〜(笑)

うた(和歌)を詠む場面の関西弁って、私にもわかりませんって!(笑)