もちろん、沢山持ってるに越したことない持ちネタ。和光は
平均よりは少ないと思います(笑)。
特に上方の人間でない私にとって、上方のニュアンスとか雰囲気とか…あれこれ試行錯誤してると、どうしても遅くなります。
完璧な作品になるまでイジる…とまでは言いませんが(笑)、身体から出てくる位まで喋って、ある程度かたちになるまでは高座にかけません。
入門以来、ネタは主に師匠から稽古をつけて頂いてます。
初めの5本は、師匠から指定されました。で、
5本覚えたか。ほな次からは何でもええわ、と言われ、やりたいネタを徐々に増やしてます。本数の目標や指定はウチの一門はありませんが。
沢山のネタを身につけたいという気持ちもありますが、そこは職人気質というか、一休さん体質というか(笑)、変に自分らしさを守ろうとしますね、覚える時は覚えますけど。
あー、このネタやってみたいなぁ〜と、気持ちが動かないと、行動にも移らない。
ネコっぽいな(笑)。
昔は前座時代にネタを1本しか教えて貰えなかった人もいたそうです。
逆に1ヶ月に1本ペースで覚えさせられてる人もおるし(笑)。様々。
ネタをプラモデルに例えると、まずガンガン買い占めてから作る場合と、1つを組み立て直したり色を塗り直したりトコトンいじらないと次に行けない、というパターンがありますね、和光は後者。
貧乏性なのか?(笑)ぷぷぷ!