(昨日の続き)
◆狭い所がダメというのは、トイレとかエレベーターも?
和:まぁそれは大丈夫。いずれすぐ出られるという前提があるから。もし扉が開かなくなったら大パニックやね。…もう、話題変えて!
◆そうですね。病院での食生活はいかがでしたか?
和:いやぁ参った。治療してくれた有り難い病院を悪く言いたないよ、悪く言いたないけど、
メシまずいわ(笑)。減塩食やから味がぜん〜ぜん薄くてね。ごはんもネチョネチョ、この繰り返し。オレは病人かっ!
◆病人ですやん。塩分取り過ぎを指摘されましたよね。
和:そやけど、別に悪気があって取ってたんと違うで。ほな、海の魚は、あんなしょっぱい海で何で生きてんね!
◆屁理屈ですね。
和:昔あったやろ、「私は貝になりたい」という映画。塩分取り過ぎで病気になった男が、貝になって、海で思い切り塩分取りたいと叫ぶ、感動的な作品やったな。
◆違うと思います。
和:退院が決まって最後の3日ぐらいは食べ物のことばかり考えてたわ。不思議なことに、アサリの佃煮が食べたくてね。濃い味が欲しくて。
◆あんたそれ、「私は貝を食べたい」の間違いと違いまっか(笑)?
(明日に続く)