マスコミはむりやり、例の「不機嫌会見」を面白おかしく報じた。
本人も嫌と言ってるが、あれホンマに嫌がってる感じがする(笑)。
もちろん、読者を増やすための演技とも取れなくもないが、あの偏屈な態度、ひねくれた言動は、素人目に見ても多分、ホンマにああゆう人なのだろう(笑)。
文学はよく分からないが、どの世界でも賞の意義とは、その世界の存在を誇示することだと思う。
受賞作品と作家を讃えることによって、「文学の世界もこのように活気に溢れてますよ」と世間に知らしめる。これが第一義の気がする。
受賞を狙って作品を書いたかどうかは知らないが、作家とは受賞ごときで一喜一憂してるほどヒマなどない!と言いたげな感じの会見でした。
見てる方も、あまりいい気分はせんかったね。しつこく追い回すマスコミも問題あると思う。
…それに引き替え、我々落語家みてごらんさない、訳もないのにニコニコ、ヘラヘラ…アホやがな(笑)。
どっちがいいとも言えません。