今日の広小路亭、久々のネタ
荒茶(荒大名茶の湯)
をやりました。
何ヶ月もやってないと、所々つっかえます。数ヶ所、絶句しそうになりました。
絶句ー。落語の途中、セリフが分からなくなり言葉が出なくなること。
歌手が歌詞忘れるのと同じ。いわゆる「事故」です。
前座の時。
落語「子ほめ」を演じる和光。途中、何かの拍子にセリフが分からなくなり、頭真っ白。一言も出ない。
観客がざわつき始めてる。冷や汗が出る。
時間にしてどれぐらいだろう。1分位かも分からんが10分位に感じる。
こわばった顔は真っ赤だったのか、真っ青だったのか。
舞台袖を見ると、次の出番の兄さんが心配そうに見てる。
「勉強不足でございます。」と高座を降りた。
…いやー今思い出しても恥ずかしくなる絶句の思い出。
今日の荒茶は、まぁ経験のおかげか、事故りそうな所を何とかリカバリーして切り抜けました。
戦闘機乗りみたいでしょ。
カッコ良く言うたけど、実際は恥です(笑)。