大学受験に落ちて、(負け惜しみではないが、あまり行く気もなかった)地元で一人暮らし始めてフリーターの時、某大手電気メーカーのテレビ工場で半年ほどバイトした事がある。
ブラウン管。
ガラス製で、ロウトのよう。ラッパの先の部分とでも言おうか。フチは四角。
それをベルトコンベアのフックに引っ掛けて行く作業。休憩はあったが8時間。おかげで家賃払うぐらいは貰えた。
高校の友達が大学生になり、夏休みに金貯める目的でこのバイトをやってて、秋から大学生活に戻るからと、空きポジションを私に紹介してくれたのだ。その友達には感謝している。
しかし将来が見えない私は、このバイトを実は絶望的にやってた。
二人一組でやるのよ。よく一緒に組んだのが、言葉はわるいが、酒臭い歯の抜けた、何喋ってるか分からんおっちゃん。
ハタチ前の私は、ああ、俺は一生ここで働き、この人みたくなるのか…と本気で思ったりした。
まぁ、のちに色々なきっかけで上京するのだが…
今日は自叙伝ぽくなってしまった。書いててこの文キライやわ(笑)。生意気ですみません。
その工場、過酷な労働だったとか、そうゆう事ではありません。念の為。
今はブラウン管部門は当然無いやろねえ。