笑福亭和光のブログ わこ仙人が行く!

笑福亭鶴光門下の落語家。寄席ほか各種落語会等に出演中。公演依頼は随時承ります。

音の記憶

たまには懐かしい音楽を聞いて郷愁に浸るのもいいもんです。

思えばCDが登場したのは中学生の時かな。クラスの金持ちっぽい子が「虹色に光る小さなレコード」を自慢してたから(笑)。

それまではカセットテープやからね。曲は、ラジオのベストテン番組とかから録音してた。イントロの時のアナウンサーの喋りまで一緒に入ってたね(笑)。

街にレンタルCD店が出来る頃になると、そこで借りたCDとカセットテープを友達の家に持って行き、ダビングしてもらう。それが当たり前だった。

あの頃はアルバムの中の全曲を聞いたわ。カセットは早送りも時間がかかるから、自然と全部流して、全曲覚えてた。

今は聴きたい曲しか聴かない感じ。寂しいなぁ、なるべく全曲聴こう。

音楽は、その頃の自分の経験とか風景が蘇るのね。おそらく記憶する脳細胞の場所が一緒なんやね。

あの頃のカセットテープは処分してしまった。たまにTVとかで懐かしい曲に出会うと、涙もろい性格も手伝って(笑)ウルルとくる。

あれから懐かしいCDも結構集めた。今は安く売ってるからね。

ただ困った事が。

たまに聴こうと、玄関にあるCD棚まで行って選ぶ。すると…選んでる間に頭の中で曲が流れてしまい、聴く気が失せるのだ(笑)。もう聴いた気分になっとる。

これって私だけ?(笑)