昨日見たTV番組で、例の数年前の食肉偽装事件のついての再現をドラマ仕立てにしたものをやってた。
もちろん、世間を騒がせたミート○ープの事件のことだ。
偽装始めから告発、社長の逮捕までの経緯だが、多少の脚色はあるだろうけど、実に良く出来てたと思った。
最近よくある再現ドラマって、バカには出来ない。
演じた役者さんが上手かったのか、見てて怒りが沸いて来たもんな。
実際あの社長が、あそこまでふてぶてしいかどうかは知らんけど(笑)。
ただ、やったことは間違いなく偽装という詐欺罪であり、ワンマン経営に耐えきれず退職者が数人出たという事実からして、まぁ、おおかたそんな会社なのだろう。
ドラマの中でも触れていたが、一番辛いのは、学校の給食にも偽装の肉が使われてたという点。食中毒といった被害は無かったかも知れないが、罪のない子供たちに、偽装という、罪の肉を与えていたのだ。
牛肉を一切使わず、牛肉と表示されたら、消費者はたまったもんやない。
やはり、金儲けに走った人間の末路やな。経営が苦しくなったとか事情はわかるが、なぜ信用を無くす道へ走ったのか。
人間誰しも弱いからね、私もいつそういう道へ引きづりこまれるか分からん。
結局エスカレートが止まらなくて、捕まって初めて目が覚めたでは、すまないですよ。