小野ヤスシさんの訃報を知って、驚いております。
うそでしょ。
「どっきり」だと言うて下さいよ!
***
「もしもし?あのー落語家の和光さんですよね?」
「どちら様ですか?」
「私、小野ヤスシと言いますが。」
「…!?…はい…!?」
数年前の電話のやりとりだ。
「私の知ってる場所で、落語をやって頂いけませんか?」
紳士的な口調が耳に残ってる。
以来、そこには年に1、2度、お呼ばれしている。
やりとりはいつも電話で、小野さんに直接お会いすることは一度も無かった。
実は先月も出たばかりだ。
その時の依頼の電話は、奥様からだった。
小野さんお忙しいのかなぁ、と軽く考えてたが、体調を悪くされていたとは、全く知らなかった。
小野ヤスシ先生、ホンマにお世話になりました。
そして、お疲れ様でした!
人々に、笑いと音楽を届け続いた人生。
偉大な偉大な大先輩に、合掌。
また、和光を推薦してくださった、お弟子さんの、漫才師のホームラン先生、
どうかお力落としの無いよう、願っております。