F1も野球もサッカーも、スポーツは真剣勝負やから好きですね。
高校野球も各地で熱戦。被災地の高校生達が、足りない道具で練習して、戦う姿は、涙ぐむわ。まぁテレビもそれ狙いで作ってる感があるが(笑)。
一生懸命やれば正直、勝ち負けなんてどーうでもええねん。
ただ頂点を目指すという闘志を持ってるからね彼らは。商売が絡むプロとは違う美しさがある。
ウチら落語家はどうか？よく考えると、上方落語家(？)の私のまわりの先輩方、師匠方、後輩達は皆、江戸の落語家。
両者の明確な違いは、なかなか一言で言えない。が、私のスタンスとしては、どこか「江戸と違う」という感覚で臨んでます。
勝負というスタンスなら、誰かに(芸で)勝ちたい、という感覚がまるでありません(笑)。兄弟弟子もチョイ違う。向上心や欲が無いんです和光ちゃん(笑)。長所でもあり欠点でもある。
江戸の方達同士はあるかもね。芸は「競う」ならいいけど、「戦って」はいけないのかも。誰々に勝ってやる！と、闘志剥き出しで落語やるとだいたい自滅するし(笑)。お客様第一で精進しますっ！
私はどちらかというと自分の中で戦ってるわな。画家とか陶芸家みたい。落語は芸術か！爆発だ(笑)！
…お前などホンマに爆発して消えてまえ(笑)。
