笑福亭和光のブログ わこ仙人が行く!

笑福亭鶴光門下の落語家。寄席ほか各種落語会等に出演中。公演依頼は随時承ります。

判断

今さっきの出来事。

バスに乗り、イスがあいてたので座る。

優先席だ。

出発寸前、4人家族が私の前に乗って来た。他の席は埋まっている。

男の子の兄弟か。下の子がぐずり出した。

私はとっさに、4人家族みたいだし、私一つの席を譲っても解決にはならない、ぐずりが酷くなったら考えよう、と瞬時に判断した。

すると別の席のご婦人が、どうぞ、と声をかけ譲った。

すみません、と母がその子を抱いて座り、バスは出発。

(ちょ、ちょい待ってくれ!

俺が悪者みたいやないか(笑)!)

またこのご婦人、悪気はないのだろうが、私に聞こえるのを想定してたかどうかは知らんけど、

「お兄ちゃんのほうは(立ってて)えらいわねぇ。」

と、劇場型のセリフ(笑)。

数分で終点に着くバスだ。

私は身動きとれない状況。

(俺は悪くない。俺は悪くない…。

私は前かがみになり、終点までずーっと目をつぶっていた。)

…この状況、どう思います?

開き直った言い方をすれば、

こっちだって総合的に判断してんねん。空いた席に座っただけの私が、なんでこんな苦しい思いをすんねん!となるが。

もっと深く考えてみよう。

そもそも、なんであの家族が私の前に現れたのだろう。先日書いた牛丼屋のような状況ではないか!

私の居た場所の、何が悪いというのだ!

…まぁ結果、想定外のご婦人の登場に、私の判断力は惨敗した。

なんか負のサイクルを感じるなぁ(笑)…。

こういう人間って、幸せにならんシステムなのかも(笑)。

あーこわ(笑)!

今日はヘンな長文ですんまへん(笑)。