この間、とある師匠に食事をご馳走になった。
その師匠、
「今の若手さんは、才能を全面に押し出す落語が多いなぁ。もうほとんど才能合戦。
私が客で来てた頃の、大好きだった寄席に流れてた空気とは全然違うなぁ。」
と仰ってました。
…なるほどー。
時代が変わった、と一言で片付けることも出来るが、
寄席には本来、のほほ〜んと(?)した空間、流れがあったに違いない。
才能も時には必要だが、それを裏打ちする芯の部分を養う為には、努力しかないのかも知れないなー。
と思った。
努力ねぇ…。私、
苦手やけどねぇ(笑)。