落語家は座布団さえあれば、どこでも出来るなどといわれますが、もう一つ大事なものがあります。
マイクです。
ホールや劇場等でやらせて頂く時はもちろん音響設備が整ってますが、公民館とかやお寺さんといった、比較的小さめの場所は設備が無い場合があります。
もちろん、この広さなら地声で十分、というケースもあります。マイクなどいらん!という大声が自慢?の先輩方もいらっしゃいます。
和光の意見としては、設備がある所ならば絶対使いたい。
やはり、後ろの列のお客様などに、よく聞こえなかった、と最後に言われたら一番つらいからね。
もちろん江戸時代には無かったであろうが(笑)、この文明の利器マイクは必需品と考えます。
それを再認識させられた出来事が。
先日、某飲み屋さんでの演芸会に行ったが、マイクの調子が悪く、落語の途中でプツ〜ンと。しかも何度も。オチの直前でキレてしまい、会場は興ざめ。シャレにならん。
和光の後の演者の先輩方、そして和光が司会した抽選会、最後まで直らなかった。
コードが引っかかったとか、ワイヤレスの混線とかやなくて、数分おきにオンオフを繰り返してるという機械的トラブルらしい。こんな奇妙な現象初めて経験した。
この街は分刻みで計画停電してますなぁ(笑)とフォローして盛り上げたが、もちろん震災とは関係ない。
主催者の方に謝られたが、すぐ修理して今後注意してほしい。お客様に失礼!
とにかくお客様第一。
和光ぐらいならええけど、マイケルジャクソン呼んでたらエラい事でっせ(笑)!