笑福亭和光のブログ わこ仙人が行く!

笑福亭鶴光門下の落語家。寄席ほか各種落語会等に出演中。公演依頼は随時承ります。

ネタの長さ

師匠鶴光、隣の和光の肩を叩きながら、

「こいつは人を笑かす力はあんねん。

…けど、長いネタやらんねん(笑)。」

「そんなぁ!!この間も寝床を習いましたがな!!」

和光、プチ反論(笑)。

お正月の鶴光一門会の、打ち上げでのひとコマでした。

確かに上方ネタは長いものが多い。

寝床、はてなの茶碗、竹の水仙…。みな30分クラス。

それに引き換え、江戸落語は15〜20分のネタの豊富なこと!!

先日の日本橋亭の指導真打の師匠も仰ってました。

「もともと上方は演者が少なく、1人あたり長くやってた。そういう歴史があるから、ネタの構成が長いんだよ。」

なるほど〜歴史ですか。

その辺も踏まえて、勉強せなあきまへんな。

と同時に、

東京の時間サイズで上方落語を演じ続ける師匠を、ますます尊敬します!!